第88回<平成28年>選抜高等学校野球大会

<1回戦> 南陽工 6-0 市和歌山
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
南陽工 0 0 0 0 0 0 0 0 6 6
市和歌山 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

 勝利には、あと一歩及ばす。1回戦で南陽工と対戦した市和歌山は、互いに無得点で迎えた9回に力尽き、0-6で敗れた。
 11年ぶりに選抜大会に出場した市和歌山は、5回、2四球を選び、相手投手の暴投などが絡んで二死1、3塁としたが、後続が断たれた。6回には先頭の山﨑が右中間へ二塁打を放ち、犠打で3塁へ進むと、続く七野の一ゴロで本塁に突入したがアウトに。さらに連続四死球で二死満塁にするなど、南陽工にプレッシャーを与え続けたがあと一本が出なかった。7、8回も得点圏に走者を進めるものの本塁が遠かった。6点差を追う9回には、二死から代打薮井の3塁強襲二塁打と四球で1、2塁と粘ったが力尽きた。
 先発の赤羽は8回までは8安打され毎回のように走者を背負いながら、粘りの投球で相手に得点を許さなかった。7回二死1,2塁からの左前安打は、左翼手の大野が好返球して本塁アウト。8回一死1、3塁でも河﨑が二ゴロを本塁で刺すなど、好守でしのいで観客を沸かせたが、9回に崩れた。
 南陽工は9回、連続死球で無死1,2塁とし、重冨の投前バントが3塁への悪送球を誘って先制。さらに笹部の左越え3点本塁打などでたたみかけ、この回一挙に6点を奪った。先発・重冨は緩急をうまく使い、被安打4で公式戦初の完封。